つけ爪の着脱方法

ギターと体の関係

皆さん、こんにちは、メロウです。

前回の用具紹介に続き、私が普段使っているつけ爪の脱着作業について詳しく説明させて頂きます。
体質や使用方法によっては爪を痛めてしまう場合もありますので、あくまでも自己責任でお願いします

作業1(つけ爪の形状修正)
まずつけ爪のアール(湾曲具合)がご自身の爪にフィットするかどうかを調べます。
それほどピッタリあっていなくても、自爪のアールよりつけ爪のアールの方が若干強いくらいの方がうまくいきます。

つけ爪のアールの方が自爪より平面的な場合は、左右が浮いて引っかかったり剥がれやすかったりしますので、少し曲げてやる必要があります。
逆につけ爪のアールが強すぎる場合は、自爪が引っ張られて痛みや違和感を感じるので伸ばしてやります。

どちらの場合も熱を加えれば曲げ伸ばしができますが、ドライヤーの熱くらいではなかなか変化しません。
ラジオペンチ等でつけ爪をはさみ、コンロの上で直接炙ってやるのがてっとり早い方法です。

それほど難しい作業ではありませんが、火に近づけすぎると溶けて変形してしまうので慣れが必要かも知れません。
中火で火から30cmくらい離して炙っていると、徐々にというよりは、ある段階で急にクニャっと柔らかくなります。

曲げる場合は側面を持ち表面側を、伸ばす場合は上下に挟み裏面側を炙ります。(写真参照)

 ←曲げる場合   伸ばす場合→ 

作業2(自爪の下処理)
自爪を短く切り揃えてしまいます。長いままだと、自爪との先端の境目の処理が難しくなります。
ただし親指は指頭から5mm以上伸ばす事が多いため、短く切ってしまうとつけ爪が割れやすくなるので短くする必要はありません。

爪の根本の甘皮が伸びている場合は、カッターナイフやプッシャー等で取り除いておきます。
何度目かの作業で爪に接着剤が残っている時は、軽くペーパーを当て爪の表面を均します。

作業3(接着前の養生)
自爪にトップコートを塗っておきます。必ずしも必要な作業ではありませんが、こうしておくと剥がすのが楽になります。
速乾性のものでも乾くのに1分くらいかかるので、先に塗っておいたほうが作業効率が上がります。

ちなみにトップコートを塗っておくと勝手に剥がれやすくなる事も多いので、接着剤が自爪にあまり影響しない様なら塗らない方がいいかも知れません。
私は塗らずに直接貼りつけています。

作業4(つけ爪のカット)
各指の爪のサイズに合わせ、つけ爪の左右をハサミでカットします。
同時に親指以外はこのままでは長すぎるので、指頭から3~4mmほど出るくらいの長さで、自爪の形状に合わせ、つけ爪の根本側をカットします。

お薦めしているつけ爪は根本部分が薄く、先に行くほど厚くなる形状なので、丈夫な先端側は切らずに根本側で調整するわけです。
この後、300~400番くらいのペーパーをカットした部分に当て、切り口をなめらかにしておきます。

作業5(接着)
瞬間接着剤をつけ爪に付け、爪に圧着します。
つけ爪の指頭から出る部分には接着剤がつかないようにして下さい。またつけ過ぎて接着剤がはみ出ないようにも注意して下さい。

体質によっては痛みや熱さを感じる事もあるので、初めての時は接着剤だけを爪につけてテストをしておいて下さい。
このテストで問題がない場合、痛みや熱さを感じるのは、つけ爪のアールが強すぎて自爪が引っ張られている場合と、接着剤が直接皮膚についてしまった場合が多いようですが、あくまでも自己責任でお願いします。

作業6(あら処理)
好みの爪の形にあわせ、爪切りで大雑把につけ爪の先端をカットします。
短く切りすぎるのも問題ですが、あまり長いままだと研磨作業が大変ですので、ある程度ざっくり行ったほうが早く仕上がります。

作業7(磨き上げ)
ペーパーでつけ爪の先端を整えていきます。
最初は300番くらいで形状を決め、その後1000番くらいで整え、最後はナイロンたわしや革で仕上げるのが私のやり方ですが、各自が普段利用されているやり方でよいかと思います。

最終的な爪の形状や長さは好みが別れますので今回は取り上げませんが、安価なつけ爪ならいろいろと試せるので、最適な形状を研究してみて下さい。

作業8(強化)
あまり光沢感のないつけ爪なのでそれほど目立ちませんが、耐久性も考慮してネイル用のハードナーを塗って仕上げます。
特に親指は指頭から出ている部分が長く割れやすいので、ハードナーの利用をお薦めします。

より丈夫にしたい場合は、一度に厚く塗らず、何度か塗り重ねるのがコツです。
塗ってから1分もしたらギターを弾けますが、ハードナーがしっかり乾燥したらナイロンたわしでつけ爪の表面を磨いてやると、より自然な感じに仕上がります。

以上、説明すると長くなりましたが、慣れれば4本全部の作業しても10分程度で出来ます。

ここで、剥がす時の作業方法もご紹介しておきます。
長くても10日もすれば自然に剥がれてしまいますが、力技で剥がそうとすると自爪を痛めるのでやめておいたほうが賢明です。

脱着処理
まずネイルリムーバーを化粧パフに染み込ませ、つけ爪の上から巻き付けます。
次にその上からリムーバーが蒸発しないようアルミホイルを巻き付け、暫くそのままにしておきます。
数分経てばつけ爪自体も柔らかくなり、比較的楽に剥がせる様になります。

しっかりついている時は何回かこの作業を繰り返してみてください。
接着方法や接着剤の種類によってはうまく剥がれない事もありますが、時間がたてば自然に剥がれます。

さて、数回に渡ってご紹介したつけ爪の活用法ですが如何でしたでしょうか。
体質的に問題がなければ、試してみる価値のある方法だと思いますので、結果報告など頂ければうれしく思います。

数年前から動画投稿しています。よろしければも覗いてやって下さい。