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皆さん、こんにちは、メロウです。
前回はUSB接続タイプのコンデンサマイクによる録音を試みてみました。
その結果、3000円以下の手軽で安価なマイクでも、充分に実用的な音質で録音できることがわかりました。
tokyo/wp-content/uploads/1906reaper-ico.jpg” />ですが、そもそもこのマイクを購入したのは、USB接続タイプのコンデンサマイクでもソフトウェア・エフェクトをかけながら録音したり、直接エフェクトをかけた音を出力出来るか、などを調べてみたかった事にあります。
その辺までが可能であれば、宅録レベルを前提にすれば、敢えてピックアップ加工をしなくても充分なパフォーマンスが期待できます。
最終的にこの方法をおすすめするワケではありませんが、なるべく経費をかけず、より手軽に、それなりのレベルで録音できれば、これから宅録を始めてみる方には参考になるのではないでしょうか。
では早速実験に移りたいのですが、今回の実験はこれまで一押ししてきたAudacityでは不可能です。
AudacityはDAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)というより、波形編集という色合いの濃いソフトなので、録音後の音源を加工するのはお手のものですが、入力音源にソフトウェア・エフェクトをかけて出力するなどの処理はできません。
またDAWであっても、性能面でASIOドライバーによる制御を前提にしているものが多く、CubeseやCakewalkなどは入力デバイスとしてUSB接続タイプのマイクを扱う事ができません。
というわけで、今回使用するのはReaper(リーパー)というフリーのDAWです。
Reaperは機能が豊富な上、Windows版・Mac版・Linax版があり、どのOSでも使用できる秀逸なソフトです。
ただし、機能が豊富なだけに慣れないと非常に使いづらく、直感的な操作が出来ずにイライラすることが多々あります。
オプションの設定項目も多いので、自分に合うように使い込んでいくと良さが実感できたりするのですが、なかなか手ごわいソフトだと言えます。
また、Reaperは完全なフリーウェアというわけではなく、試用期間がすぎるとライセンス登録が必要な有償ソフトなのですが、実質的には期間が過ぎても試用を続ける事が可能なため、好意に甘え無料で使わせて頂いております。取り敢えず現在のところ違法性はなようです。
Raaper以外にもUSBマイクからの入力を扱えるフリーのDAWはあるかも知れませんが、名の通ったところではこちらが一番かと思います。
とはいえ、ダウンロードサイトなどすべて英語表記なので、PCに弱い方だと使用する以前に一苦労しちゃいます。
なので、本題に入る前にダウンロードの方法などを紹介するのが辛いところですが、これも成り行き上、仕方がありませんね^^;
Reaperのダウンロードはダウンロードページに移動し、ご自身のOS環境に合わせてたものを選びます。
なお、32bit版と64bit版についてよく分からない方は、WindowsのサポートサイトまたはMacOSのサポートサイトなどで確認してください。
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ダウンロードしたファイルをダブルクリックすればインストールが始まります。(Windowsの場合は.exeファイル、MacOSの場合は.dmgファイルです)
インストール自体はすべてデフォルトのままNEXTで進めて問題ありません。
インストールが済めばすぐに使い始められますが、すべて英語表記なので、このままではフツーの日本人には何が何だかさっぱり分かりません。
そこで、幸いにも用意されている日本語化のパッチを適用するため、一旦Reaperを終了して下さい。
日本語パッチはReaperのリソースダウンロードページからダウンロード出来ます。
このページから、下図赤丸のDownloadをクリックしてzipファイルをダウンロードしてください。
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zipファイルを展開し、 中にある JPN_Phroneris.ReaperLangPack をダブルクリックするだけでパッチが起動し、自動的にReaperが日本語化されます。
最近のOSなら、zipファイルを自動的に展開してくれるので、分からないなんて事はないだろう、と期待しつつ・・・
めでたく日本語化が完了すれば、ご覧のようにメニューの他、ほとんどの項目が日本語で表示されるようになっているはずです。
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これでやっと実験環境が用意できたわけですが、紙面の都合上?、実際の実験は次回にお届けしようと思いますので、ご期待ください。
数年前から動画投稿しています。よろしければtokyo /wp-content/uploads/1100YouTubeMZ.gif” />も覗いてやって下さい。
『USBコンデンサマイクの実験 (Reaperインストール編)』 に対するコメント
ついにリーパー登場ですね
完全無料のv0.999で立ち止まっていたのですが
メロウさんの記事で進化を決意しました(笑)
本体のインストールは無事に済みましたが
日本語化はなぜか記載していただいた方法では上手くいかず
【製品版REAPER日本語化パッチ(森) ver 5.965.001 】
https://stash.reaper.fm/v/27131/JPN_Phroneris.zip
からダウンロードしたものを使用しました
リーパーのバージョンが5.979なのでサブバージョンが少し異なりますが
問題なく日本語化できました
しばらくメロウさんの記事に従って勉強させていただきます!!!
こんにちは、ziziさん。
不具合のご指摘ありがとうございます。
Reaperの公式サイトの方が安心感があるので、最初はziziさんのコメントにあるリンクを掲載する予定だったのですが、zipファイルだと解凍が出来ない方がいるかも知れないので、直接パッチファイル本体のみをダウンロード出来るよう、GitHubへのリンクを記載した次第でした。
どちらも同じファイル名なので問題ないだろうと思っていましたが、ファイルの中身は別物で、記事にした方法ではうまく行かないようです。
というわけで、記事内容を修正しました。
Reaper、かなり古くから利用されているんですね。最近は私もほとんど使うことがなかったのですが、USBマイクを利用するために久しぶりに起動しました。
どうも操作に癖があるので、今回の企画が終わったらまた使わなくなりそうですが、エフェクタのインサートやセンドの使い方はこのソフトで覚えたので、その辺も記事にしようとは思っています。