USBコンデンサマイクの実力

ハードウェア機材

皆さん、こんにちは、メロウです。

ブログの更新がいつもより随分遅れましたが、このところ新しいプログラムの開発を始めたため、ブログばかりか、ギターを弾く時間もほとんど取れない状態が続いています。
プログラムを組んでいると知らず知らずに時間が過ぎ、気がついたら30時間ぶっ続けなんてこともあるわけで、記事にしたいネタはたくさんあるのに、手がつけられないのが辛いところです。

とまぁ、そんな状態ですが放っておくわけにも行かないので、取り急ぎ、先日新たに購入したUSBコンデンサマイクの性能をレポートをしてみようと思います。

購入したマイクは、NeewerというメーカーのNW-7000というモデルで、色はブルー・シルバーです。
同じモデルでゴールド・ブラックのものもあります。色が違うだけで内容は全く同じものですが、そちらの方が若干値段が高い場合があるようです。

マイクは最近のUSB製品の多くがそうであるように、PCに接続しただけであっさりと認識されました。
初めてマイクを使う方やPCに弱い方でも、面倒な手続きなしに接続してすぐに使えるのは安心です。

コントロールパネルでは、マイクレベルがデフォルトで88になっていましたが、とりあえずその設定のままでテストを開始しました。
Audacityを起動し、録音デバイスに接続したUSBマイクを指定すれば準備完了です。

ところが、早速録音してみたところ、録音レベルが最大で-15dbくらいにしかなりません。
いくら録音できても、これでは明らかにゲイン不足です。

ちなみに、ノートパソコンをバッテリー駆動で使っている場合などは、USB端子から充分な電圧が得られず能力を発揮できないことがあります。
マイクに限らず、USBデバイスを使う時は直接電源コードから電源を取るのが基本ですのでご注意ください。

しかし私の場合、自作のデスクトップ・パソコンですし、全面にマザーボードからUSBハブを引き出しているのですが、これが問題になることはほぼないと思われます。
念のために、マザーボードから直に出ているUSBポートにつなぎ直してみましが、全く変化はありません。
マイクには付属していたマイク・キャップとポップガード・フィルターをつけていますが、それらを外してもほとんど変わりがありません。

で、とりあえずコントロールパネルでマイクレベルをデフォルトの88から96あたりまで上げてみたところ、これであっさり問題解決。


録音最大レベルは-3dbあたりまで上がり、これなら充分実用できるレベルです。
どんなマイクでも冷蔵庫やエアコンの生活音を若干拾うので、完全な無音になることはありませんが、マイクレベルをあげても、無音域で聴き取れるほどの雑音が入ることもありません。

図は上がマイクレベル88での波形、下がマイクレベルを96にした波形です。

音や電気の物理的なメカニズムには詳しくないのですが、録音はなるべく大きな音圧で録った方がキレイな音が取れるのは間違いありません。
単純に考えても、離れた位置で録った小さな音声をいくら増幅しても、間近で録った音声にはならないわけです。

デジタルの録音データは、録音レベルがかなり小さくても、増幅すれば充分な音量にすることはできます。
しかし、完全な無音域以外はすべてが増幅されてしまうので雑音が目立つようになりますし、音圧の低い微妙なデータを増幅してもいい音になる理屈がありません。

そういう意味では、もう少しゲインを上げられた方がいいのかもしれませんが、このあたりがこのマイクの限界のようです。
マイクレベルを一杯の100までえ上げると、ご覧の様にほとんど聞き取れないレベルとはいえ、無音域でも波形に現れました。

音量の不足部分はノーマライズ(正規化)で充分に対応できます。
ノーマライズというのは、一番音圧の高いデータを基準にして音量を整える増幅処理のひとつですが、マイクレベル96で録った時くらいの音圧があれば、全く問題がありません。

ノーマライズは音を劣化させるという意見もあるようですが、私の場合、音の粒を揃えるため、普段でも仕上げにはノーマライズ処理が欠かせません。
ギターのソロ演奏などには、ノーマライズ処理は特に有効だと思っています。
Audacityではエフェクトをかけるのと同じやり方でノーマライズができるので、経験のない方は一度お試し下さい。

最後に実際の録音データをあげておきます。弦も古いまま、バタバタと録音したデータですが・・・

マイクレベル96 + プラグインエフェクト(コーラス+リバーブ) + ノーマライズ

というわけで、かなりテキトーなレポートになってしまいましたが、安価なUSBマイクでも、問題なく録音可能なことが分かりました。
元より音質を求めて購入したマイクではありませんし、こだわり出したらキリがありませんが、手軽に使え、価格以上の価値があるのは間違いありません。

どんな方法で録音しているのだろう思うような、ほとんど聞き取れない音量の動画や雑音のひどい動画もよく見かけますが、PCと3000円以下の安価なUSBマイクだけでも、言わなければ分からないくらいハイレベルな録音が可能です。

今回、久しぶりにマイク録音をしてみて、安価なマイクでもピックアップでは得られないような空気感があったのがちょっとした驚きでした。
とはいえ、マイク・セッティングの煩わしさに耐える自信がないので、やはりピックアップありきなのですが・・・

数年前から動画投稿しています。よろしければも覗いてやって下さい。

『USBコンデンサマイクの実力』 に対するコメント

  1. zizi 様より:

    メロウさん、おはようございます

    いやいや、想像を超えた良い音ですね!!!
    ゲイン不足もこの程度なら実用十分です
    甘い香りのする、とっても危険な情報に感謝ですが、
    買物衝動をなんとかしのがなければ(笑)
    私も録音はライン派なのですが
    マイクって時々無性に使いたくなるときがあるので
    こういうマイクがあると手軽で良いかもしれませんね

    • MellowZone より:

      こんにちは、ziziさん

      そうなんですよ、予想していたよりしっかりと録音できたので、敢えて高価なマイクは必要ないかも、と思ったりもしますが、高額商品も売れないと経済は潤わないんだろうなぁ・・・
      元がこれだけ安いと、使わなくなった後に売り抜ける事もできないし・・・

      とはいえ、ボイス入力でも3000円ほどした音声入力用のヘッドセットより綺麗に音が撮れるので、初めてのマイクを買おうかって方や、取り敢えずマイクが必要って方にはいい選択になるかと思います。