周りがほとんどピアノを習いに来た女の子ばかりで、教室に通うのが恥ずかしかった、というのが半年で辞めてしまった理由です。
レッスンも先生が専門でないので、適当にあしらわれている感じで、つまらなく感じていたのかも知れません。
小学校を上がるまでは柔道も習っていたのですが、そちらの方のウエイトがずっと大きく、次第にギターは触らなくなりました。
時は過ぎ・・・
その後中学生になってフォークブームまっさかり、倉庫にしまい込んでいたこのギターを引っ張り出す事になります。
ところが、ひどい環境で長い間放っておいたギターは、見た目は問題なかったものの、実際にはかなりのダメージを受けていたのです。
弦を張るとブリッジが浮き上がり、しばらくするとブリッジがめくれ始め、ついにはブリッジが表面板から剥がれてしまいました。
一旦剥がれてしまったブリッジを、何らかの接着剤だけで維持するのはどう考えても不可能に思えました。